※少々、下品かも・・・な表現あります・・・







4st down














HEY!皆さん!!

可愛い可愛い、プリチーな、みんなのアイドルくんでぃす!(どうした)



まぁ、挨拶はこの辺にして。(むしろ挨拶?)


ええ。

あの後、俺が家に着いたときは大変でした。

家の兄さんは発狂していました。(ぇ)



『あ゛ぁあ゛ぁあああぁ!!!

がぁ!俺のが、6時を3分も過ぎたのに帰って来ない!

きっと、誘拐されたんだぁっぁああ!!!』



・・・・・・・・・・・・ってな感じで。

たかが3分遅れただけで・・・


うん。


恐いね・・・

隣のお兄さん(合気道二段)が兄を取り押さえてくんなかったら、今頃、家は兄の手により破壊されてたね・・・



今日の朝も恐かったよ。



『今日は、絶対に、絶対に絶対に!!どんなに遅くても、6時には帰って来いよ。

そうじゃないと兄さん、とちって、警察に【捜索願い】出しちゃうからな☆』



って、爽やかな笑顔で言われたよ。

なんか『☆』ついててキモかった。

鳥肌立っちゃったよ。

あ。

思い出したらまた立ってきた。


てかさ、俺・・・

高校生じゃん?

何故に門限6時よ?

小学生の時から約10年間、門限ずっと変わんねぇってどうよー?


せめてさー、門限は部活終わるまでにしてほしいし。

その性で、俺今まで部活にキッチリ入ってたことねぇの。


ハァ・・・


ブラコンも大概にしてほしいものだ。

と、言うより俺の青春を奪うのはやめろ。

切実に。


まぁ、そんなこんなで正直、うざったくなってきた今日この頃。

久々に兄貴に反発でもして、部活にキッチリ入ってやろうと思う。


何部にしようか?


う゛―・・・・・・・・


やっぱ、バスケ部かサッカー部か?

あー。

射撃部もいいね。

元射撃部だし。

向こう(アメリカ)で、銃器の本物取り扱ってた事もあったし


よし、まず部活見学に行こう。


あ。

ちなみに今、放課後ね?(早っ)











□ □ □












くん!手芸部なんてどう?」


「えっと、その、俺、裁縫苦手だから・・・」


「大丈夫よ!教えたげる!!」


「でもぉ・・・」


「じゃあ、茶道部なんてどう?」


「あの!美術部・・、入らない?」


「えっと・・・」




今、人生で初めて女に泣かされそうになっています。

日本人の女の子って、もっと消極的じゃなかったっけ?

え?

考え古いって?


ほっとけ。


じゃなくてぇっ!!

それは、置いといて!

なんで、俺女子に勧誘されてんの!!


誰か――!!!

助けてぇえぇえぇええ!!!





助け船は意外な人間の手によって流された。



「おい、糞女ども。家の商品に手ぇ出してじゃねぇ」




・・・・・・聞き覚えのある声・・・


げ、幻聴だ・・

これは幻聴なんだー!!!(混乱中)


しかし、俺の願いも虚しく、現実だった。


だってぇ・・・

女子が全員逃げてくんだもん!!(泣)





「ぅあぁっ!!」


急に浮遊感に襲われ、思わず情けない声を上げてしまう。

俺は、今の自分の状態を何とか把握しようとする。




・・・・・・・・・状態把握。(チーン)



なんで!?

なんでワシがこの男に担がれとるん!?


おっと行けない。

つい、方言が・・・・・・

まぁ、普通の人にも分かる方言だけどさ。

家の父は大阪出身だったのさー。

すんげー柄悪かったんだぞー。

はっはっはっはっは・・・・



ってぇ!

笑ってる場合じゃなーい!!!



「おい!下ろせ!!」


俺はヤローの肩を叩く。

が、効果ナシ。


「ケケケケ」


この野郎!!

笑うなー!

お前がガタイ良すぎるからだろ!!

俺は、高校男子の平均なんだよ!!

・・・・・・・・た、多分。(ぇ)

ええぇい!!!


「Fuck off bastard!!」


まあ、通じないと思うけど、英語で毒づく。

まぁ、あんま良い意味でもないしね。


「When it is annoying. …Fuck you?」


・・・・・・ぇ?



・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・こいつホモだっ!!!(反応遅っ!)


いや、言ったよ!?

コイツ言っちゃったよ!!


「犯すぞ?」って、ナチュラルに言ったよ!!?


うーわぁあああ!!


俺まだ童貞なのに!

貞操の危機!?

そうなのか!!?


お、落ち着け俺。

何度もこんな事あっただろ。(ぇ)

思いだせぇ・・・。

今まで俺はどうやってその危機を乗り越えてきたんだ・・・。



「―――おい!」


「はひぃ!!!」


思わず変な声が出る。


「な、なんでしょうか・・・?」


ほんと、貞操の危機なんで、、、

ちょっと下手にでて、油断させる作戦に入ります・・・


「まだ、お前を犯す気ねぇ」


「・・・マジ?」


「おう、今回は部活勧誘だ」


なんとか、貞操の危機を乗り越えましたっ!!


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・・?


・・・『まだ』・・?





・・・その後、俺が発狂したのは言うまでもない・・・















後書き


すいません。ごめんなさい。

蛭魔さんが変態です。

いえ、寧ろ私が変態です。

しかも中途半端に切って、すいません。

仕方なかったんです・・・!(某サスペ)

次は、内容があり、スパンとしたものを書くので許して下さい!







2006.02.14